「だから俺たちは、熱血最強なんだ!!!」
なぜなのかはぜひその目で確かめてほしい!
ということで、エルドランシリーズのトリを飾ったこの作品。
なぜこの作品から紹介するかというと、(たぶん)うちの地方では絶対無敵ライジンオーと元気爆発ガンバルガーはやっていなかったのだ。
と思ったが、うちの電波の受信状況の都合だったのかもしれない。
そういえば、トリを飾ったと書いたけど完全勝利ダイテイオーという雑誌・Web上だけで展開した作品もあるらしい。
う~ん、映像化が求められる。
この作品は、実寸大の小学6年生が6年生なりの苦悩をし、そして成長していきます。
中学受験なんてのも叫ばれ出したころなのか、進学を気にする子、そこまででなくてもザウラーズをやるから成績が落ちたと悩む子、淡い恋心を秘める子など。
くそー、おじさん、こんな小学6年生を過ごしたかったぜ!
敵側も、電気王とエンジン王は特に魅力的に描かれていたと思います。
特にエンジン王は心とは何か理解するというところが、ギルターボの存在もあって泣けるのよ、もう。
それだけに○○王の複製体○○大王の登場にはショックも大きかったのですよ!
話をザウラーズに戻して。
彼らは、恵まれた担任の中島先生はいるものの、頼れる大人はほとんどいない、そんな中での全員の活躍をうまく描いたと思います。
普通一クラス描くと、あまり活躍しない子などが出てくるけど、それがなかった。
これは4クールできてた時代だというのも当然あるとは思う(最近の1クールものだと、放送回数のほうが生徒より少なくなるわけで)。
でも、それだけではない、性格付けの妙があったんだと思う。
洋二なんて三号機のメインパイロットにならんぜ、普通。
でも、メインパイロットになるまでにじっくりキャラクターを描いたからこその納得のメインパイロット入り。
拳一、機械化をよく乗り越えた! しのぶ、かっこかわいかった!(笑) 浩美、弱気な性格でよく耐えた(笑)
最後に、小学7年生にならなくてよかったね(笑)