まずはじめに。
この作品は観る人をか・な・り選びます。
つまらないと思う人はつまらないかも。
ついで、ゲームやってないと、たぶんわかりません。
ファンのための作品です。
この作品、レギュラーのキャラクターは原作に忠実です。
ゲームだからと設定された突拍子もない容姿を忠実に再現しています。
キャスト陣もそれを大真面目に熟しています。
唯一、真宵ちゃんがかわいくない!
まあ、これは主観だし、どうしようもないことなんだけど。
逆にゲストキャラは原作に忠実とは言えません。
何で設定変えたんだろう?
小中大は元のほうがよかったな。
でも、これは原作を知っている人へのサプライズだったのかも。
原作通り進めると後述の探偵パートがいるからかも。
重要な裁判シーンは、突きつけるとはこういうことだったのか!と思い知らされました(笑)
原作に忠実とは角あれり、そのスピリットは称賛に値します。
原作2話の探偵パートを削ったのも高評価。
もちろんあったほうがいいに決まっているけど、映画の尺に収めるには必要な措置だったと思います。
ただ、原作4話の探偵パートはあったわけだけど、ちょっとこちらは・・・、だったかも。
スタッフのやりたいことはよくわかるんだけど、原作と映画の違いがある上で、そんなシーンにする!?的な感じ。
イトノコ刑事はあんなエリートではないよ!とか、真宵ちゃんはそんなにヒステリックじゃないよ!とか。
特に、やっぱり真宵ちゃん!(ここ大事!)
彼女はどんな場面でもその場を明るくするムードメーカーだと思うんだけど、変にリアル感を出そうとして、ちょっぴり嫌な女の子に。
正確には嫌な女の子ではないんだけど、アニメのヒロインだと思ったらリアル女性だった、みたいな?
ファンのための映画なら、そこはちゃんとやってほしかった!
真宵ちゃんを受け入れられるかどうかがこの映画の評価のキモかも。