鬼才・ティム・バートンの作品。
タイトルでわかるね(笑)
ストーリーは、主人公・ヴィクターがヴィクトリアとの結婚前夜、間違って死体のエミリーと婚約してしまうというもの。
生者の世界はモノクロで、死者の世界はカラフルに描かれており、気弱なヴィクターの内面がうまく描かれていると感嘆しきり。
でも実は生者の世界もモノクロで描かれるべきものではなく、あくまでヴィクターの視点というのが、キャラクターに厚みを持たせています。
普通はヴィクトリアは嫌な女として描かれるところだしね。
後半はエミリーが死んだ理由が描かれ、死という意味では決してハッピーエンドとは言えないものの、きれいに、いやさ、美しく締めくくられます。
ストップモーションアニメということで一見子ども向けともとられかねないけど、汚れた(笑)大人にこそ見てほしい作品です。